国際マンガ・アニメ祭 Reiwa Toshima(IMART)
現場の最前線からマンガ・アニメの未来を描く、
日本初のボーダーレス・カンファレンス
国際マンガ・アニメ祭 Reiwa Toshima(略称 IMART(アイマート))は、マンガ・アニメの未来をテーマにしたカンファレンスをメイン・プログラムに据えた国際フェスティバルです。
マンガ・アニメ業界の現在におけるリード・カンパニー(あるいは個人)をパネリストや講師としてお迎えし、その知見を共有します。参加者がここで学びを得ることによって、いま激変の時期を迎えつつあるマンガ・アニメの未来を作り出すためのそれぞれの活動に活かし、さらなる新しい可能性を生み出すことを目指しています。
また、かつて戦後のマンガ・アニメ界の基礎を築いた「トキワ荘」のあった豊島区が、国内のマンガ・アニメの発信・交流拠点として随一の都市となり、同時に、次代を担う日中韓を中心とした海外と日本の企業・作家の交流を生み出すハブとなることを目標としています。
IMARTの開催に先駆けたプレイベント(マンガミライハッカソン&アニメーテッドラーニングとしま2019)では、マンガ・アニメそれぞれの新たな可能性・新たな作り方を実験する試みを行いIMART期間中に成果発表を行います。
基調講演
マンガ、アニメそれぞれの分野のイノベーターであり業界を牽引するリーダーによる基調講演。各セッションへも繋がるトピックを含みながら、プロ・アマや業界を問わず、幅広い方々にご参加いただけます。
基調講演ゲスト
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漫画雑誌編集者時代(実業之日本社)に手塚治虫の担当編集者を経験後、1973年4月、手塚治虫のマネージャーとして、株式会社手塚プロダクションへ入社。85年4月、同社代表取締役社長になり、現在に至る。カラー版「鉄腕アトム」・「ブラック・ジャック」等数多くのTVシリーズや「火の鳥」・「ジャングル大帝」等、手塚治虫原作の劇場版アニメーション映画のプロデューサー。
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1980年、トーハン(当時東販)入社。雑誌仕入、海外事業開発課、台湾東販に総経理として4年半現地に駐在。98年、角川書店に転身、台湾に9年香港に4年駐在しその間台湾で3社設立し、香港では出版社映像会社のCEOを歴任。2012年に帰国後KADOKAWA取締役として海外に6拠点を設立。常務執行役員を経て、19年4月顧問に就任、現在に至る。
- 日程
- 松谷孝征:11月15日(金)18:30-20:00
*講演前の18:15より主催者による開幕のご挨拶およびIMARTプレイベント「アニメーテッドラーニングとしま2019」プレゼンテーションを開催します。
塚本 進:11月16日(土)11:00-12:30 - 会場
- としまセンタースクエア(豊島区役所本庁舎1階)
- 料金
- 入場無料(要事前申込)
申込はこちら(Peatix)
特別講演
ジャンプの世界戦略:MANGA Plus海外配信の狙い
世界の大人気アニメのマンガ原作を多数生み出してきた少年ジャンプ。必然的に、海賊版となっている作品数も、読まれている数も膨大であることが予想されます。そんな少年ジャンプが今年世界に向けてリリースしたのが「MANGA Plus by SHUEISHA」。英語・スペイン語に翻訳した作品を、海外ユーザーに限定して、日本と同時に無料で読むことが出来るサービスです。 巨人少年ジャンプが、世界に向けて何をしかけているのか?ジャンプ+担当者の籾山氏と、海賊版対策担当者の伊東氏に語っていただきます。
- 日程
- 11月15日(金)11:00-12:20
- 会場
- としまセンタースクエア(豊島区役所本庁舎1階)
- 登壇者
- 伊東 敦(株式会社集英社 編集総務部 部長代理)
籾山悠太(株式会社集英社 週刊少年ジャンプ編集部 少年ジャンプ+副編集長)
モデレーター:椎名ゆかり(海外コミック翻訳者、ライター、東京藝術大学非常勤講師) - 料金
- 入場無料(要事前申込)
申込はこちら(Peatix)
トーク・セッション
リード・カンパニー(あるいは個人)の登壇者が知見を持ち寄り、それぞれのノウハウを共有することで、参加者はそれぞれのビジネスモデル等からの学びを得られ、かつそれぞれのセッションから新しい知見を生み出すことを目指します。そして国内のマンガ・アニメカルチャーの中心である豊島区から、業界の全体的な底上げを働きかけます。各セッションはケーススタディや作品の上映を含んだりと様々な形で展開していきます。マンガ・アニメの様々な領域を横断する形で行うセッションのテーマは教育の最先端、テクノロジーのいま、映画祭の可能性、官民一体のあり方、新しいビジネスモデル、マンガ・アニメのエンターテイメント外での活用可能性、アーカイブ、クリエーションの現場、個人作家のキャリアデザイン、「聖地」のあり方など多岐にわたり、それぞれの分野をリードする第一人者たちが3日間にわたり集結します。
*トーク・セッションは、3日通し券あるいは1日券のご購入でご参加いただけます。
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TIME TABLE
各セッションをクリックすると詳細ページが表示されます
- 会場
- としまセンタースクエア(豊島区役所本庁舎1階)・ROOM[A]・[B]豊島区役所本庁舎内5階会議室
- 料金
- 3日通し券 5,000円、1日券2,000円
豊島区民割引・学生割引:3日券 2,500円、1日券1,000円
*豊島区民割引=在住・在勤・在学/要証明書提示、学生割引=要学生証提示
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上映プログラム
(A)ゴブラン・アニメーション・スクール傑作選
フランスを代表するアニメーション・スクール「ゴブラン」。その学生たちが作った作品の傑作選をお届けします。第一部は、世界最大最古のアニメーション映画祭「アヌシー国際アニメーション映画祭」のために毎年制作しているシグナルフィルム(上映プログラム前に流れる小作品)のうち、日本と中国などに関わるものを上映します。高いクオリティのなかに日本や中国のカルチャーへの愛が溢れる必見の作品の数々です。第二部は、国際的に評価を受ける卒業作品の傑作選です。このなかにも、日本をはじめとするアジアへのリスペクトが感じられる作品がいくつも見られます。※本プログラムは日本語字幕なしでの上映となります。(約60分)
第一部:アヌシー国際アニメーション映画祭シグナルフィルム集
『IDOL』『TOKYO APOCALYPSE』『RAMEN』『SENJO』『TASETE OF TOKYO』(各1分。2019年のジャパン・フォーカスの際に作られたもの)
『THE WHITE SNAKE』『PUZZLE』(各1分。2017年のチャイナ・フォーカスの際に作られたもの)
『BUMBA MEU BOI』(1分。2018年のブラジル・フォーカスの際に作られたもの)
第二部:卒業作品集
『CHARCOAL』(1分)『STRAWBERRY FLAVOUR』(6分)『JACKIE』(4分)『BLIND EYE』(6分)『A GONG GRANDPA』(6分)『OUT OF THE WATER』(8分)『KILLING TIME』(5分)『MENAGERIE』(2分)『UN DIABLE DANS LA POCHE』(6分)『PLAYGROUND』(1分)『PONY』(1分)『REAL FAMILY』(1分)『PERSPECTIVES』(1分)『BEST FRIEND』(6分)
(B)Electric Theater プリ・アルスエレクトロニカ2018年受賞作品集
1987年設立のプリ・アルスエレクトロニカは、デジタル表現やメディア・アートを中心に、常に新たな表現を追い求めるアルスエレクトロニカ(オーストリア・ウィーン)の一部である国際コンペティションです。その一部門である「コンピュータ・アニメーション部門」は、この分野を対象とするものとしては世界で一番長い歴史があります。本プログラムは、2018年の同部門の受賞作品を集めたプログラムです。コンピュータおよびデジタルによるアニメーション表現が世界中で今まさに切り開きつつある領域を一望することができます。※本プログラムは日本語字幕付きでの上映となります。
字幕協力:新千歳空港国際アニメーション映画祭 (約120分)
上映作品:
TROPICS (Mathilde Lavenne / France / 0:13:35)
La Chute(Boris Labbé / France / 0:14:22)
The Full Story (Daisy Jacobs / Great Britain / 0:07:27)
489 Years (Hayoun Kwon / France / 0:11:18)
Descent (Peter Burr / Great Britain / 0:06:14)
Impossible Figures and Other Stories (Marta Pajek / Poland / 0:15:00)
LOVE (Réka Bucsi / France, Hungary / 0:14:32)
An Excavation of US (Shirley Bruno / United States, Haiti / 0:11:11)
Flesh Nest (Andrew Thomas Huang / United States / 0:09:24)
Norman (James Paterson / Canada / 0:03:05)
Quantum Fluctutations (Markos Kay / Great Britain / 0:04:26)
- 日程
- 11/16(土)10:00-19:00
11/17(日)10:00-16:00
※(A)(B)プログラムを会期中ループ上映 - 会場
- ROOM C(豊島区役所本庁舎5階会議室)
- 料金
- 上映プログラムは、トーク・セッションの3日通し券あるいは1日券をお持ちの方がお入りいただけます。
ネットワーキングスペース(交流会場)
IMART開催期間の全日程をとおして、登壇者と参加者が交流できる会場を用意しています。
- 日程
- 11/15(金)11:00-20:00
11/16(土)10:00-20:00
11/17(日)10:00-17:30
- 会場
- としまセンタースクエア(豊島区役所本庁舎1階)
- 料金
- ネットワーキングスペースは、トーク・セッションの3日通し券あるいは1日券をお持ちの方がお入りいただけます。
プレイベント成果発表、授賞式
IMARTの一環で、10月から11月にかけて開催される新しいマンガ・アニメのかたちを生み出すプレイベント「マンガミライハッカソン」の受賞作品の各賞の発表、授与および成果発表と、「アニメーテッドラーニングとしま2019」の成果発表を期間中に開催します。
- 日時
- 「アニメーテッドラーニングとしま2019」:11月15日(金)18:15から開始する開幕セレモニーイベント内にて
「マンガミライハッカソン授賞式&受賞者トーク」11月16日(土)13:00-15:00 - 会場
- としまセンタースクエア(豊島区役所本庁舎1階)
- 料金
- 無料(要事前申込)
注意事項・お願い
- ●受付: 3日通し券/1日券ともに、当日の最初の講演/セッション開始の1時間前より、としまセンタースクエア(豊島区役所本庁舎1階)前の「総合受付」にて入場パスの引き換えを行います。
*各会場へご入場の際にパスのご提示が必要となります。(5階の会場には引換所はございませんのでご注意ください。)
*基調講演・特別講演はパスをお持ちの方も別途お申し込みが必要です。 - ●開場:各セッション=開始30分前/基調講演、特別講演は開演45分前
- ●入場:先着順(全セッション/全講演)
*満席の場合ご希望のセッションにご入場いただけない場合がございます。 ご希望のセッションに入れなかった場合でもチケットの返金等はいたしませんので予めご了承ください。 *としまセンタースクエアでの講演/セッションは各回入替制となります。 *講演・セッション終了後は速やかな退室へのご協力をお願いいたします。参加者同士の交流は、1階センタースクエア内の交流スペースをお使いください。 - ●チケットの転売は固くお断りいたします。発覚した場合、パスを没収のうえ、その後の入場を禁じさせていただきます。
- ●パスの発行は1回限りとなります。紛失もしくはお忘れ(3日通し券)の場合も再発行はいたしかねますのでご注意ください。
- ●長時間にわたるお荷物等での座席確保はご遠慮ください。また貴重品等はご自身で責任を持ってお取り扱いください。
- ●講演・セッション・上映会場内でのお食事はご遠慮ください。
- ●交流会場では持ち込み等含め飲食は自由ですが、他の参加者にご配慮ください。またアルコール飲料のお持ち込みや交流目的ではない長時間の滞在はご遠慮ください。
- ●豊島区役所本庁舎内はすべて禁煙となります。池袋駅周辺の指定喫煙所などをご利用ください。
- ●アラームや着信音等は講演・セッション・上映の妨げになりますので、携帯電話等はマナーモードにお切り替えください。
- ●講演やセッション、上映の録音・録画は固くお断りいたします。また許可のない写真撮影もご遠慮ください。これらの行為が発見された場合、パスを没収のうえご退場いただく可能性があります。
- ●講演やセッションに関するお客様のSNS等での発信は、公開可能範囲を含めて各講演・セッションごとの方針に準じてください。
- ●全ての会場内で記録撮影を行います。バックショットが入る可能性がありますので映り込みを避けたいと言うかたは会場のスタッフにお申し付けください。
- 日程
- 2019年11月15日(金)~11月17日(日)
- 会場
- としまセンタースクエア(豊島区役所本庁舎1階)・豊島区役所本庁舎5階会議室
- チケット発売
- 2019年10月15日(火)19時発売
- 問い合わせ
- 東アジア文化都市2019豊島実行委員会
imart@culturecity-toshima.com - 主催
- 東アジア文化都市2019豊島実行委員会/豊島区