東アジア文化都市2019豊島マンガ・アニメ部門スペシャル事業

マンガ・アニメ3.0

映画祭はいかに活用しうるのか? アヌシーの事例から

映画祭はいかに活用しうるのか?
アヌシーの事例から

いまや映画祭は「芸術性」を確立するだけの場ではなく、製作からセールス、プロモーション、ネットワーキングまで、ビジネスを拡張するための場として機能しています。日本のアニメ/アニメーションを真の意味で国際的なものにするために、映画祭という場所はいかなる役割を果たし得るのか?世界最大かつ最古の歴史を持つアヌシー国際アニメーション映画祭(CITIAによる運営)の日本代表(Rep)である山口 晶氏が、アヌシーを「活用」するための実践的なTIPSを共有。日本における新進かつ世界唯一の「空港内」映画祭である新千歳空港国際アニメーション映画祭のフェスティバル・ディレクターの土居伸彰も、自身の映画祭が世界の若手クリエイターに果たす役割に加え、プロデューサーとしてアヌシーを活用した事例について話します。

 

登壇者
土居伸彰(新千歳空港国際アニメーション映画祭 フェスティバル・ディレクター)
山口晶(サンブリッジ取締役代表 CITIA* 日本代表・Rep)
司会
数土直志
日程
11月16日(土) 18:00-20:00
会場
ROOM-A(豊島区役所本庁舎5階)

 

プロフィール
土居伸彰新千歳空港国際アニメーション映画祭フェスティバル・ディレクター、東アジア文化都市2019豊島 マンガ・アニメ部門ディレクター

1981年東京生まれ。株式会社ニューディアー代表、新千歳空港国際アニメーション映画祭フェスティバル・ディレクター。インディペンデント・アニメーション作品の研究・評論・配給・プロデュース・イベント企画運営などを行う。国際アニメーション映画祭でのキュレーターや審査員の経験も多い。著書に『個人的なハーモニー ノルシュテインと現代アニメーション論』、『21世紀のアニメーションがわかる本』(いずれもフィルムアート社)。

山口 晶サンブリッジ取締役代表  CITIA* 日本代表・Rep

1980年、パリ・フランス生まれ。2006年に東映アニメーションのヨーロッパ事務所設立直後、ライセンス&プロダクションマネージメントとして入社。09年、フランスからカナダ・モントリオールへ移住。引き続き、アニメ製作会社でビジネス開発を担当。12年、9月に、SUN BRIDGE Inc.を設立。主に、日本と欧米のアニメーション制作会社のアドバイザー・コンサルタント・プロデューサーとして活躍。16年、アヌシー国際アニメーション映画祭・ MIFAの日本代表として配属。17年6月、ケベック日本ビジネスフォーラム商工会の会長に着任。

数土直志アニメーション・ビジネス・ジャーナル編集長

ジャーナリスト。メキシコ生まれ、横浜育ち。国内外のアニメーションに関する取材・報道・執筆。証券会社を経て、2004 年に情報サイト「アニメ!アニメ!」を設立。12年、運営サイトを(株)イードに譲渡。16年に「アニメ! アニメ!」を離れる。「デジタルコンテンツ白書」アニメーションパート、「アニメ産業レポート」執筆など。『誰がこれからのアニメをつくるのか? 中国資本とネット配信が起こす静かな革命』 (星海社新書)。

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